当たる占い師=良い占い師
是か非か論争
「もし自分が占いに行くとしたらどんな占い師を望むか」と言うのはその時々自分の年齢や状況で変わってくるとは思うのですが占い師を選ぶ時の目安として参考にして頂ければと思います。
若い時はとにかく「当たる」と聞くと見てもらいたい!となります。座っただけで自分しか知らない事をズバズバ当てられた凄い!みたいなエピソードが皆大好物です。所謂霊視できる人に需要があります。自分の家のカーテンや車の色まで当てられた。一週間後事故に遭う事を当てられた…ああいうのって本当なんですか?と言う問いには「(ロジックは分かりませんが)本当に見える人も一定数います。」とお答えします。ではその人達が皆優れた占い師かと言うとそれはちょっと難しいところなのです。仮にイメージとして未来や過去が見えてもそれをどう伝えるかでクライアントを幸にも不幸にもしてしまうからです。また霊能力と言うのは紙一重なところがありまして、あまり低級な霊を操っているとミイラ取りがミイラになってしまう現象が起きます。大体において体や精神に支障をきたすのでそういう方は鑑定士業が長く続かないのです。あと「見えないものが見える」「聞こえない音が聞こえる」は統合失調症の典型的症状なので(実は占いに来るお客さんでちょいちょいこのケースの方がいます。もしかしたら占い師側にも…?🈲)それをご本人が霊的メッセージと勘違いしてしまう事が往々にしてあります。なので「霊能力」を使用した鑑定をしている方とはかなり慎重に接した方が良いです。クライアント側も(特に気持ちが優しい方や体が弱い方だと)影響を受けやすいからです。(手っ取り早く言うと憑いちゃう。)
では何を基準に占い師を判断するのですか?と言うとまず「見た目」です。いや見た目って…😅占い館だとプロフィール写真がありますよね。もし興味がある場合は一瞥される事をお勧めします。「なんかこの人顔がキツネっぽいな」とか「辛気臭いな」とか「なんか体悪そうだな」と言う人は避けた方が無難です。いや捻り無くない?はい、捻り無いです!(満面の笑みで)王道直球ストレート判定です。でもこれは王道であり正論なんです。占いと言うのは「陰」の職業です。日々人の陰を吸っているわけですから自己を律していないとあっと言う間に病みます。なので陰の気を中和し蒸発させられるくらいの陽気と強さが必要です。(体を壊した私がこれを言うのも特大ブーメランなのは承知でお伝えしております。)健康そうで朗らかそうな人に見てもらうのをお勧めします!
霊視は特殊案件として置いておくとしまして、その他の占術でもめちゃくちゃ当たる占い師さんはいます。当たる方がいいですよね。ええ、その通りだと思います。ただここが難しいところなのですが占い師の永遠の課題「何をどこまで言って良いか問題」(なんじゃそりゃ)があります。その人の宿命で言ってはいけない事もあるのです。例えばですがもしあなたが今35歳で婚活中だったとします。「あなた本当は30歳までに結婚しておいた方が良かったのよね。今から結婚しても離婚するわよ。」と言われたらどうですか?絶望しかしないですよね。そんなん聞かなきゃ良かったとなりませんか?それは仮に当たっていたとしても御法度なのです。「35歳の今からどうしたら幸せに生きていけるか」きっかけの灯を点すのが占い師の本分だと私は思います。私が思う良い占い師の基準は鑑定を受けて気持ちがスッキリして目標がクリアになり前を向いて歩いていく気力が湧く事です。簡潔に言えば元気になれるでも良いですね。元気をお裾分けしてもらうと言うか。なのでやっぱり占い師はエネルギーが無いと…(以下略)
かと言って全然当たらないのも困りますよね😅困ると言うか論外です。あまりとんちんかんな話の噛み合わない占い師に当たっても(繁華街の占い店でたまにあります。)時間とお金が勿体無いので遊びに行った先のエンタメで見るにしても少しリサーチしておいても良いかと思います。ただこういう「口コミ」も他の業界と同じく🌸さんが隅々に存在しており血で血を洗う?口コミ合戦を展開しておりますのでほどほどの参考にしておいて下さい。(あと最近は明らかなステマもありますのでSNSの「凄い当たってたー!」等も発信者のアカウントを確認しましょう。明らかにステマ用みたいなアカウントがあります。)占い師って相性もありますから自分の直感も大事にして下さいね。
<追記の四方山話>
①相性と言えば高齢の知人がある鑑定士の方に見てもらった時に「あなた本当は子どもがいたら良かったのにねぇ」と言われまして(彼女は結婚はしていましたが子どもはいませんでした。)私はそれを聞いた時「そんな今更覆らない事を伝えて何になるの!?」とかなり憤りましたが、当人は「そうねぇー」とあまり気に留めていませんでした。人のツボと言うのはそれぞれ違うんだなと思った記憶があります。
②若い頃台湾で占いに行くのにハマっていた時期がありましてある時にメディアでも紹介された先生の所に予約して行きました。その先生の鑑定はとてもポジティブで感銘を受けた私は友人にも勧めました。ところが友人が同じ先生のセッションを受けた際はかなりネガティブな事を沢山言われなんと壺的な物を買う事を勧められたそうで(!)私は友人に申し訳なくなってしまい謝る事しかできませんでした。せっかくの楽しい旅行中の貴重な時間に嫌な思いをさせてしまった…以後自分が良かったとしても安易に占い師を勧める事はしなくなりました…(今は自分が占い師なのでその心配は無くなりましたが😆)
知識があるほど良い占い師かどうか
占術の解説を読むと「そうか~。じゃあやっぱり占技が沢山ある人の方が良いのかしら!?」と思いますよね。これはある程度まではそうなんですがそうでもないケースもありまして、私はヨガの資格と少し似たものを感じています。(なぜいきなりヨガの話!?…ヨガに少し詳しい為例えやすいのです。)ヨガの知識が全然無い頃ヨガ講師の資格が幾つもあるインストラクターの方がなんとなく凄いのかな…と思っていました。⚪︎⚪︎バクティヨガ、××フローヨガ、リストラティブヨガ、etc etc…なんだか「言葉の意味はよく分からんがとにかく凄い自信だ!」と思わず昭和のアニメの台詞が出てきてしまいました。しかしヨガの道と言うのは本来師(グル)から弟子へと長い時間の修練を経て石を積み上げるように体得していくものなのです。なのであっちの流派からこっちの流派へとホップしていると真髄に到達する前に「なんか分かったつもりになって離脱」を繰り返します。そういうインストラクターのクラスは受けているとなんかしっくり来ないと言うか響かないのでモヤモヤ~っとします。勿論ただ体を動かしたい!とかストレッチしたい!と言うニーズの時には満足すると思うのでケースバイケースです。
占いもそうで占技があまりに多岐に渡っている方は広く浅くのケースがあります。特に命術は奥が深いので西洋占星術も算命学も…となると時間がいくらあっても網羅しきれません。エンタメなら良いけどニーズによっては物足りなさを感じるはずです。この占術のデパートみたいなケースと別に「とにかく学者の様に知識がある鑑定士」も時折います。勉強が大好きな人達です。本当に先生になれるのでは?と言うくらい知識豊富な占い師の方っているのですが(大体地頭が良いケースが多い)その知識量と傾聴力がアンバラスだと博識なクライアントの場合は面白く感じるかもしれないのですが例えばあまり若い方だったりすると「いや知らんがな」と温度差が出てしまう事があります。あと前述した「どこまで言って良いのか問題」でも知識豊富な方は知識がある分言えない事が増えると言う事です。つまり地雷を踏まない緻密さがより要求されるので知識が増えるほど大変になります。(余計な事を言わない自信が無い方は最初から教えるのを目指しても良いかもしれないです😆)
聞いた話では知人の鑑定所では一番知識が無い鑑定士の先生が売上が一番良いらしく(そこは料金が時間制だそうです。)その方は相手に沢山話させて時間をどんどん伸ばすのが上手なんだとか…。それはそれでどうなの!?と思いますが、占いの鑑定所もビジネスですので雇い主としては有難いのかもしれません。経営側の気持ちも分からなくもないですが、一鑑定士として「本来そういうものでは無いのに…」と言うジレンマを感じるところです。
経験豊富な人の方が占い師に向いているか
前出の知識と少し似た話になるのですが、これは占い師を目指す人も(いるでしょう)気になる所だと思ったのでコラムにしました。占い師になる人ってなんか波瀾万丈な人生を歩んで来ていて修羅場を潜り抜けている人の方が頼もしそう!と思いませんか?確かに色々な経験をしている人の方が深みのある事を言ってくれそうですよね。
しかし私の今までの経験上そうとも言い切れない事もあるのです。例えば幼少期にとてもご苦労されたりご結婚後に大変な思いをされてきている占い師の方も沢山います。人によってはそれが人格のキャパシティになりどんなクライアントでも受け入れる度量につながるケースもあるのですが、往々にして結構物言いが厳しい方が多いのです。どうしても自分が乗り越えてきた苦労と比較してしまう為「そんな事でぐずぐず言ってんじゃぁないよ!」って気持ちになってしまうのかもしれません。そのビシ!っとした感じがハマる方もいれば傷つく方もいます。アンチとファンが共存するパターンです。人生経験についてですがこれも難しい所なのです。どんなにその方の人生経験が豊富であってもあなたの人生とは違います。(ここが大事)これは嫁姑の子育て論的な話になってしまうのですが💦「自分の経験値で物を言う」タイプの人だと厄介なのです。占いはそこに出てくる事象(星なりカードなり)を正確に読み解き、正しく理解し、クライアントに届く言葉で伝える事が一番大事な事だと思います。そこに自分の経験値を挟み込むと話がこんがらがります。「私の時はね、こうだったわよ」と言う具合に。「いやお前の話は知らんがな!」となるのです。
少し年配の先輩で仕事の休憩中に「奥さんが仕事を頑張ってお給料を上げるより旦那さんに尽くして旦那さんに出世してもらう方が結果的に楽なのにね~」と思わず本音?が出ちゃった方もいました。<おいおい今は令和だよ!?>…と言うように中には昭和から価値観がアップデートされていない方もいらっしゃいます。なのでおばあちゃんだから当たりそう…と言う事は…無いです笑(断言)
またしてもヨガの例えで恐縮ですが、日本は女性が圧倒的にヨガ人口を占めているのに対し海外(特にインド)では男性のヨギが多いです。グル達は男性ですが女性の生理や妊娠・産後へのアプローチをしっかり行います。(少なくとも私の学んでいる流派はそうです。)ちゃんとその期間用のティーチングもあります。生理も妊娠も男性にはどう頑張ってもできない経験です。それでもその不快感を軽減するポーズの作用を伝える事はできます。つまり自分の経験不足を卑下せずとも学びを積み重ねニーズに正しく答える事ができれば恐れなくて大丈夫ですよ!と伝えたいのです。
※個人的に本を沢山読む事はおすすめします。語彙や表現のストックは増えてこそ邪魔にはなりません。(ブログの方で読書感想文?を定期的にアップしています。)読みたい本を探す時の参考にして頂けたら嬉しいです。